淡中 圏の脳髄(永遠に工事中)

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And now, for something completely different

これは便利!不幸の手紙例文集

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これは便利!不幸の手紙例文集

 (基本編)

 この手紙は不幸の手紙です

 この手紙を一週間以内に十人に出しなさい

 手紙の文面は一切変えてはいけません

 これを守らないと不幸になります

 信じられないかもしれませんが、これを守らなかった田中健策さんという人が犬のうんこを踏みました

 (基本中の基本。「手紙の文面は一切変えてはいけません」という部分と「信じられないかもしれませんが云々」の部分が矛盾しているのがお茶目である。「不幸」じゃなくて「棒」が来る場合もある)

 

 (応用編)

 この手紙は不幸の手紙です

 この手紙を一週間以内に十人から受け取りなさい

 手紙の文面は一切変わってはいけません

 これを守れないと不幸になります

 信じられないかもしれませんが、これを守れなかった田中健策さんという人が院試に落ちました

 (いきなりぐっと難度があがりました。暇な友達が十人いなければいけませんね)

 

 (手遅れ編)

 この手紙は不幸の手紙です

 この手紙を受け取ってはいけません

 受け取っても読んではいけません

 これを守らないと不幸になります

 信じられないかもしれませんが、これを守らなかった田中健策という人は馬鹿です

 (気づいたときにはもう手遅れ)

 

 (ボランティア編)

 この手紙は不幸の手紙です

 一週間以内にアフリカの恵まれない子供たちのために学校を作りなさい

 これを守らないと不幸になります

 信じられないかもしれませんが、これを守らなかった田中健策さんという人がハゲました

 (ことは緊急を要するのです。グズグズして入られません。今こうしている間も、子供たちが泣いているのです)

 

 (真実編)

 この手紙は不幸の手紙です

 この手紙を受け取った人は死にます

 信じられないかもしれませんが、田中健策さんという人も死にました

 逃げても無駄です。隠れても無駄です。泣いたって、叫んだって無駄です

 死ぬんだ! お前は死ぬんだよ! さあ、あきらめて潔く死ぬ準備をしな!

 (本当です。人はみんな死にます)

 

 (衝撃の真実編)

 この手紙は不幸の手紙です

 この手紙を受け取ったあなたは不幸です

 自分で気づいてなくても不幸なのです

 具体的にはこんな変な手紙をもらってしまうことが不幸です

 こんな世界に生まれてしまったことが不幸です

 しかもどうあがこうがわめこうが結局は死ななけりゃいけないんだから、不幸に決まっているだろう

 死ぬんだ! お前は死ぬんだよ! さあ、あきらめて潔く死ぬ準備をしな!

 (うう)

 

 (だから何なんだ編)

 この手紙は不幸の手紙です

 この手紙を出した人は不幸です

 信じられないかもしれませんが、これを出した田中健策さんという人は不幸です

 (だから何なんだ)

 

 この小説は不幸の小説です

 この小説を読んだ人は、必ず感想を書いて不幸な田中健策さんを慰めなさい

 これを守らないと不幸になります

 信じられないかもしれませんが、これを守らなかった田中健策さんという人は行方不明です

解説

私の小説は素材として自由に使っていいだなんて言ってたからなのか何なのか、twitterで二件ほどこのページをコピペした投稿があったり(一つは気が付いたら未公開になっていたがもう一つは残っている)、『復讐代行 復讐屋 仕掛け人』だなどというおどろおどろしいブログの、そこ以外はあくまでまじめに復讐で人をどう不幸にするかを書いた記事の中に唐突に挿入されていたりする(当該記事)。

どちらもこの小説内に挿入された私の本名を検索することによって見つけた。

なぜ私の本名が使われているかというと、「お前の本名不幸の手紙で不幸になる役で使っていい?」「だめ。自分の名前でやれ」という会話があったとかなかったとか。

しかしまさか誰もこれが作者の本名だとは思わず、丸見えの署名が、まさかの隠し署名(ステガノグラフィ)になっているというのが自分でも面白いと思う。

コピペがそのままで文脈にそぐわなくなってたり、改変しててもところどころそのままで雑だったりするのも、なんjの内川コピペ染みてて私は好きである。

いずれミーム化して人類の歴史とともに悠久の生命を手に入れたいと思っていたが、こんなところから自分がミーム化していくとは思いもしなかった。

これからこの作品を改変コピペする人は、ちょっとは工夫して田中健策さんをユニークな不幸な目にあわしてくれると、私としてはうれしいです。

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